【VALU】何が出来るのVALUって?47AgDragon(しるどら)さんの場合

VALUが一体どんなサービスなのかと定義することが難しいので、「こんなサービスなんです!」って説明するのが大変なので、既に参加されている皆さんにインタビューして「どんな風に使ってますか?」と聞きまくっているVALUインタビューのコーナーです。

今回は、47AgDragon(しるどら)さんにお話をお伺いしました。

参考:47agdragonさんのVALU(https://valu.is/47agdragon)

47AgDragon(しるどら)さんは、「メインはイラストレーター」だそうなんですが、「挿絵を担当してる作家さんと仲良くなりまして、小説のこういうところ面白いすよねこんなとこいいですよね!っていろいろ見つけて話してたら「そういうこと言うしるどらさんの小説も読んでみたいなー」って言われまして、「んじゃやってみるかー」ってやってみたら、編集部から「面白いすね!」って言われてそのまま書籍化しました……w」ということで、書籍を出版されている小説家でもあります。

イラストレーターであり小説家でもある47AgDragonさん

まず、47AgDragon(しるどら)さんの経歴についてですが、ご自身が「イラストレーターで文章書こうってひとはあまり見ないです」と言うとおり、かなり珍しい経歴の持ち主です。まずは、イラストレーターとして、そして小説家としての経歴について、話を聞きました。

イラストレーターとしての47AgDragon(しるどら)さん

現在はイラストレーターを主たる仕事とされている47AgDragonさんですが、「美大行こうかなーと思って美術系の予備校行ったことはあるんですが、結局普通の大学に行きました」ということで、「結局は独学」なんだそうです。そして、「絵の場合って仕事で言うところの自主学習が異常なウェイトを占めるんですよ」と教えてくれました。

イラストを描くということは、例えば「ゲームと同じで、好きだから死ぬほどめんどくさくて細かいことを覚えていく」のと同じなんだそうですが、ただし「物事が複雑すぎて、そこそこ形が取れだした頃からはしっかり系統だって学習しないと、自分が何が正しくて何が間違ってるのか判別がつかない迷子状態にハマりやすくなるんですよ」とも言います。

この系統だった学習について47AgDragonさんは「基本的には、イラストや音楽、その他の創作も「一種の言語」だと思ってます」という独特の表現をされます。もう少し具体的に話を聞くと、「コレ描くとこういう意味が出るから、こういった形やデザインにしようとか、この子はこういう性格だから、ちゃんとそういう所を絵に出してあげないとな~」という作者の意図するところを表現することが重要なのだそうです。

そして、これらを凝縮した言葉として「絵は描き手が描こうと思わないことは一切できないので、なんとなく描いたら「なんとなく」っていう意味になってしまったりするので、その辺、文章や他の創作なども同じかなーと思います」と、まとめていただきました。

小説家としての47AgDragon(しるどら)さん

当初、「文章自体はヘッドホンのレビューなんか書いたことあるんですが、小説は一度も書いたこと無いんですよ」という状態からスタートした47AgDragon(しるどら)さんは、小説を書くことについての「感覚がまったくないところから書き始めるので備忘録無いと忘れるんですよw」という理由から、「小説の書き方、みたいなものを自分でまとめて、自分用の小説の教本作って書きました」と言います。小説だけじゃなくて、同時に教本も仕上げちゃうから、この人は凄いです。

しかも、その教本は「他の作家さんや編集さんにみせても、ためになるって言う」「別の作家知り合いが悩んでたので、それ読ませたら新作出たくらいには役に立ったらしい」という実践レベルのものだったそうで、VALUでは「そのうち優待で公開しようと思ってます」とのことです。

参考:47AgDragonさんの小説作品「魔王とアン -まったりゆったり世界征服-

決して王道を歩んだわけじゃない!

ここまでの内容から、47AgDragon(しるどら)さんって常に順風満帆な人生を歩んできた人だと思われるかもしれませんが、本人が描きたいと思える「好きなものが王道から外れまくって」いたんだそうです。そのため、決して王道を歩まず「裏街道を3周ぐらいしてですね_(´ཀ`」 ∠)_」という苦労があったようです。

具体的には「いわゆる萌え全盛期」だった20年前に「褐色悪魔っ娘人外ばんざーいとか言ってたので、メインヒロインなどにハマることがほぼ皆無」だったそうです。マンガやアニメに親しみのない人には少しわかりづらいですが、例えば「みんながファミレスばんざーいって感じのときに、立ち飲み屋で一人寂しく風情を語るようなもんですからw」ということらしいです。なかなかの外れっぷりですね。

そのため、イラストの創作活動についても、ご自身の経験を元に「逆らうとか従わないってスタイルもあるんですけども、逆らうには形式やスタイルを学んでないとなかなかできないし、その逆らうってコト自体も結構先人が試してるので、そこから始めるとだいぶ遠回りするか苦労が多い場合が多いです」と分析されています。立ち飲み屋で一人寂しく飲んだ酒は沁みますね。別の話題の時に、47AgDragonさんが発した「裏道を歩いてきたせいで、失敗があんま嫌じゃないんですよw」というひと言が、しるどら流の人生の楽しみ方を表しているのかもしれません。

イラストレーター支援サイト「Pixiv」「Entry」

47AgDragon(しるどら)さんが参加している「Pixiv」および「Entry」は、イラストレーターなどが集まり、支援をしたり、支援を受けたりするウェブサービスなんだそうです。

私(きゃっぷ)は名前さえ知りませんでしたが、47AgDragon(しるどら)さん曰く「Pixivは絵描きさんはほぼ登録してると思います、そこから仕事に繋がったりもします」とのことです。「今は海外からのアカウントの人も多いので、日本国内だけの数字ではないんですけども」、そのユーザー数は「しばらく前に2000万突破とかしてたはず」という物凄いサイトなんです。そして、そんな2000万超のユーザーの中で、47AgDragon(しるどら)さんは「特に自分は早かったので、ナンバー5633っていう4桁ナンバー」だと言いますから、本当に初期からPixivに参加されていることが分かります。ちなみに登録は、サイトオープン直後の「3日目ぐらい」だそうです。

47AgDragon(しるどら)さんとVALU

さて、Pixivの4桁ナンバーである47AgDragon(しるどら)さんは、VALUへの登録も早く「たぶん6月半ばぐらい」だそうですが、「申請から2週間ぐらいかかって半分忘れかけてましたw」とのこと。新サービスについては「合う合わないはわからないので割りと登録しに行きたくなるタイプ」だそうです。

VALUに対する印象

VALUについては「いい発信をたくさんすると、それがそのまま形になるってシステム」という印象を持たれており、既存のSNSと比較した場合には「(いい発信が拡散されることによって)間接的にはそれをきっかけに仕事が来たり、フォロワが増えるということはある」ものの、「例えばツイッターなんかで数千数万RTされて、それでたくさんの人の目にとまって、みんなが少し幸せになったり楽しんでくれるのはいいことだと思うんですが、その一方でどんなに評価良くても、なかなかそれが直接的にお金にならない」という問題点があると言います。「もちろん、好きで書いてることだからいいじゃんってのはあるんですが、そりゃ誰だってなんか広がったら、広がったことに対してなんかちょっとご褒美があればいいなって思うのは、自然な心理としてある」そうです。

そして、「投げ銭に近い部分はあるんですが、投機に近い部分を配置することによって、心理的なハードルを下げた、というのが凄く大きいと思います」「しかもそれがビットコイン建てってことはビットコインの将来性、コレが10年20年となった場合に、まだ価値が上がる可能性もあるわけで」と、VALUの特異性や魅力について、付け加えていただきました。

「小説家になろう」や「Pixiv」の経験が活きるVALU

物語の進行と共に意見が寄せられる「小説家になろう」や、イラストレーターの支援サイトである「Pixiv」での経験について、47AgDragon(しるどら)さんは「(VALUでも)かなり活きてますね」と言います。

もう少し詳しく話を伺うと、「もともとコンテンツ制作業なものなので、作る物の価値ってのがすごく問われるんです」「コンテンツって原点が「無価値」なんです」「基本的に、お腹が膨れるわけでも、使える物が残るわけでもないんで、何がコンテンツの価値を決めるかって言われたら、誰かの思いに残って「欲しい」と思われるって言うこの一点につき」るんだそうです。

さらに「例えば、色紙にサインを書いた瞬間に、その色紙は色紙としての勝ちと機能を失った中古品になってしまうと思います。でも、そのサインを誰かが「欲しい」と思えばそれは色紙の価値でなくてサインの価値として別に発生します」「つまりコンテンツってマイナススタートなんですよ」と言います。そして、「それってVALUと基本的には一緒だと思うんです」という分析に至ります。

ですから、コンテンツとVALUは「厳密には一緒ではないと思うんですが、それでも、生活にはなんお必要もないっぽいよくわからないもので、しかも形がないかもしれないものに価値を認めて、それを取り扱っていく、というのは似た部分があると思います」という考えを持って活動されているそうです。

47AgDragon(しるどら)さんにとって、VALUの魅力とは?

どのような点についてVALUに魅力を感じられているのかを聞くと、「特に今はすごいいろんな業界から、VALUがなければ一生縁がなかった人と付き合いが発生したりするので、すごい濃い空間だと思います」という答えが返ってきました。様々なサービスを通じて既に十分多くの人々との交流があるように思いますが、「SNSなどがいくら発達した、と言っても、人って基本的に生活上では関係が薄い他ジャンルに興味持たないんですよね」「でもVALUって、全く知らないカテゴリの人と関係ができたりする」と、異業種交流としての魅力があるそうです。

さらに「普通の名刺交換会に数千円払って名刺交換して結構話したつもりでも、知り合いになるって結構困難なわけです」「それを、VAを購入したってだけで、あこがれの付き合いたいあの人に「お世話になってます」って言ってもらえるかもしれないんですよ?w」といった点についても言及されています。

つまり、「全くつながりのないところから、突然魅力的な人が出てきて、しかも付き合いのコミュニケーションコストがVAで解決できてしまうという」点に、注目されているようです。そして、現在のVALUは「まさにアーリーアダプターの遊園地状態w」と表現されています。

VALUで一番マズいこととは

47AgDragonさんは「まあ、他人様からお金を頂いておいてゲンナリして飽きたとかってのが一番VALUとしてマズイのでVALUに足を突っ込んだ以上、別に無理して頑張らなくていいから、長く続けてみんなの目に触れて安心させてあげてくださいって感じだと思います」と言います。

さらに「誰か尊敬する人や友人が、不安がってたり困ッてるのを見たくないくらいには、保有者さんはそういった発行者さんを望んでないと想うので、少なくともそういう発行者でありたいなーと思うし、VALUがそういう場であるといいなーと思います」「そこはこう、発行者と保有者にお互いリスペクトあるといいよね」とも言います。こういうスタンスでVALUに挑むことが、精神的にもよさそうですね。

47AgDragonさん、インタビューご対応ありがとうございました!

今回も、47AgDragonさんにはTwitter(@47AgD)のDMを通じて、お話をお伺いしました。

最後に、47AgDragonさんからは「えー、小説の挿絵とか小説とか書いてたりするので、そちらにも興味持っていただけるとありがたいなあと思います 「転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい」、「若者の黒魔法離れ~」、それとイラスト本文ともに自著の「魔王とアン」よろしくお願いできればと思います あと、VALUは価値を問うものなんで、自分や物事の関係性や根源について考えるいい機会だと思うし、特に今は、色んな人と繋がれる割とすごい場所にいます 特に下がりムードのときなどは落ち込まないだけでも価値が上がるので、あまり数字に左右されすぎずに活動するといいんじゃないかと思います。VALUは価値を可視化するものですがVALUで測りきれない価値をつくるのがVALUの本質じゃないかなーと思うので、そこ大事にしてあげるといいんじゃないかなーと思います」とのメッセージをいただきました。

しるどらさん、インタビューご対応ありがとうございました!

参考:47agdragonさんのVALU(https://valu.is/47agdragon)

この人、何を聞いても見事な意見が返ってくるので、凄いです。

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きゃっぷキャプロア運営者

投稿者プロフィール

タイ在住ブロガー。ここ最近は、ブログ「キャプロア」の復活作業に邁進中です。あと、夜の連続ブログ小説「この男、猥褻につき」ってのを書いてます。旧ブログは「キャプローグ」、旧旧ブログは「キャプログ」です。ブログで賞を貰ったことがあります。

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