週刊キャプロア出版 第29号(2018年11月28日発売)

週刊キャプロア29号

キャプロア出版が発行する週刊書籍『週刊キャプロア出版』の第29号のテーマは、「若さとは?」です。

吉本砂月さんが編集長(リーダー)を担当しています。

内容紹介

20歳が抱える若さへの挑戦【推薦者:もりしんじ】

若さとは?というタイトルを設定したのは、デザイナーの吉本砂月(20歳:男)

若さなりのかわいい顔をした彼は、六人兄弟の最年長者である。

 

そして、来年4月に就職する。

 

システム会社の内定という安定を蹴って、スタートアップRATELという企業へ参加する。代表者は高校生だ。

 

吉本くんは、なぜ、若さというタイトルにした?と私が聞くと、RATEL、会社のメンバーが、自分以外全員年下というのが大きな理由だという。

20歳ではあるけれど、相対的に「最年長」として扱われることになり、結果として生まれた素朴な「若さってなんだろう」という疑問をテーマにしたというのが率直な理由だった。

しかし、彼の若さという概念は、おそらくそれだけではない。

 

これまでの人生が捩くれている。

 

吉本砂月はこの飽食の時代において、小学生から高校生まで、父親の産業廃棄物の仕事を手伝っていた。

吉本砂月を含む、6人の子供は、いつも腹をすかせていた。

外に生えているキノコを取ってきて、食ったこともあるという。

父親は厳しく、兄である彼はいつも弟のことで殴られていた。

 

そんな子が、なぜ、安定した就職を蹴って、地盤が安定しないRATELというスタートアップに就職を決めた?と聞くと、彼は、みんなが安定、好きじゃないですか…。だったら、僕はいいかな…?と、飄々と答える。

 

安定って、どんなイメージと聞くと、労働時間、給料、福利厚生です。

吉本くんは、はぜ、安定を嫌う?

みんなが好きだから。

自分まで、それを好きでいる必要な無いかなと。

 

なぜ、みんなは、それを好きなんだろう?という問いには、

おそらくは、自分一人の背負う「責任」を減らせるから。

個人的に責任者って響きは好きですという回答。

 

彼は、20代にして、若さを捨てようとしているのかな?と思った。

 

中学生だったある時期に、父親が、DV(家庭内での暴力)で逮捕された。

そのことで、片親になった。

そして、その父親がいない一年が、最も彼にとって辛かった時期だという。

 

お父さんがいなかった時期寂しかった?

はい、風呂で泣いてました。

 

逮捕されるほど殴られているというのに、お父さん好きだったん?という問いに、彼は、好きでしたと答える。

やっぱりそこは父親で、無条件に好きでした。という。

 

好きではあっても、父親みたいな生き方をしないと決め、ITというパーツを揃えて、未来を作ろうとしている。

もっと、農業を効率化するんです。最終的な場所はそこです。という。祖父が経営している農家を、もっと陽の当たるところへ出すというのが彼の最終的な目標だという。

 

最後に、責任って若さとリンクする?

聞いた問いには、少しリンクします。責任って、人生の内で限りある、自分の時間を削ってまで「やりたいと思うこと」だと思ってます!そう答える彼は、やはり、若さを背負って生きる奴だと改めて思った。

 

彼の中での、今一番のテーマの若さは老いを対義語としない。

そんな若さに対しての結論をしっかりと持っていた。

コンテンツ

はじめに

  • 20歳が抱える若さへの挑戦【推薦者:もりしんじ】

目次

中村修治の「ペライチで”お題”を斬る」

  • 若さとは、体力なのだよ。
  • オッサンになると体力がおちる。

若さテーマのイラスト

  • 若さって何さ【吉本砂月】
  • 【祐月莉玖】
  • 【ちかひ】
  • 昭和のエロの破壊力【もりしんじ】

冒頭コラム

  • 時間の神様に祈るとしたら【くらげ】

エッセイ・コラム

  • 若さってなんだ???【ふぃろ】
  • 若さについて【きゃっぷ】
  • 若さのカタルシス【サイコ・スタンレー】
  • 奴隷【湖音】
  • 二宮尊徳では困ります 【中村海運】
  • 後ろ姿 【ぴろこ】
  • ハタチの本気   【西辻佳子】
  • 若さとは好奇心である【ななや】
  • 最近の若いもんは【原田真実】

ショートショート

  • 未来おっさん【もりしんじ】
  • ゴキブリの唄【仲谷史子】
  • シャンパンコール【海堂梨花】
  • 色メガネ【うまべぐ】
  • あかいてつ【水川すみれ】
  • 中間管理職【SUIREI】

キャプロア出版会議議事録

  • 『それっぽい』エンタメ部門で2位!
  • 28号、執筆者募集中!
  • 30号リーダーは?
  • 28号『じぶんコイン』発売開始!

がねたんか ~みんなで短歌を遊ぼう~

僕の裏詠みonリリック さがん

  • あの頃、俺ら、
  • 価値に変えられない諧謔と言葉に変えられない共感は
  • 空にかかる虹さえ叶わない
  • きっと、僕は一人であることを知りました
  • 様々な個人的な憂鬱と山ほどの化け物と、
  • したり顔の大人たち、そして僕達の愚かさと。

第29号の著者・参加者紹介

30号 次号予告

トリプロの「ここが変だよ、キャプロア出版」

  • 若い頃に戻りたくない

表紙デザイン

表紙デザインは吉本砂月さんです。

 

週刊キャプロア29号

 

書籍データ

タイトル:週刊キャプロア出版 第21号

週刊キャプロア出版とは?

誰もが参加できるティールな雑誌、週刊キャプロア出版は、新しい試みから生まれた週刊誌です。

出版に関する会議がFacebookのメッセンジャーグループ(キャプロア出版会議!)で交わされています。気軽なやりとりで、24時間いつでも好きな時間に発言が可能になっています。その時々のメンバーが気になった点を相談、新しいアイデアも議題として提出されます。そして、その時のタイミングで居合わせたメンバーによって会議が進行します。

出したい本を自分達で出せる組織がキャプロア出版。興味がある人はぜひご連絡ください。

※コラムやエッセイなどはもちろん、全体チャットである「週刊キャプロア出版」での発言が議事録に使用された場合も利益の分配になります。

詳細はこちら⇒ 週刊キャプロア出版とは?

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土谷尚子

土谷尚子Interior Coordinator

投稿者プロフィール

土谷尚子(つちやなおこ)●1968.11.29.大阪府羽曳野市生まれ。インテリアをコーディネートしたり、写真を撮ったり、記事を書いたりしています。週刊キャプロア出版では執筆ギルド、広報ギルド、デザインギルドに参加

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