週刊キャプロア出版 第26号(2018年11月7日発売)

週刊キャプロア26号

キャプロア出版が発行する週刊書籍『週刊キャプロア出版』の第26号のテーマは、「カオスを取り戻す」です。

くらげさんがリーダーを担当しています。

 

内容紹介

ルールは退屈である。ルールが多い社会は面倒である。そう思いつつ無数の「ルール」に絡め取られ、現代社会を生きているのが私たちだ。

本来、すべての出来事は「よい」も「悪い」もなく「自由」なはずだ。自然を見よ。そこに善悪もなくそれぞれが己の使命を全うしようとするダイナミックさがある。そこには生きしものの自由の讃歌がある。

翻って人間といえば、己を小さくするかのように「決まり事」「ルール」を自由と引き替えに構築していく。なぜか。自由は難しいからだ。自由な状態、善悪がない状態・先が見通せない状態・カオスな状態は怖いからだ。だから「カオス」に前もって形を作るためにルールを作るのだ。

もちろん、それが悪いことではない。人間はルールを作ることで生き延びてきた生物といえる。人間ほど弱い生物はいない。しかし、その弱さを「将来をねじ伏せること」で生きながらえてきた。だから、ルールを作りカオスを減らすのは決して間違った行いではないのだ。

しかし、たまには「自由」を謳歌したいこともある。ルールに疲れてカオスの波に身を任せてなるようになれ!と束縛から解放されたいこともある。

キャプロア出版ももう26号となった。毎号毎号、クオリティが高いものがこのペースで発刊されているのは驚愕以外のなにものでもない。それ自体がティール組織の成功例、といえるだろう。

一方で、1号ができたときのどうすればいいの?なにをすればいいの?という戸惑いはほとんどなくなった。これはルールが構築されシステム的に洗練されてきたからだ。これはすばらしいことだが、ともすれば惰性でも本ができるようになってきたともいえるのではないか。

これが仕事なら圧倒的によいことだ。スタートしたときの戸惑いはコストのほかにならない。コストを減らし、俗人的なところを無くし、判断が揺るがずクオリティも高い。これほど理想的な状態もない。

だが、これはこれでどうも「物足りなさ」を感じなくもない。戸惑いや試行錯誤とはカオスと向かいあうことで、カオスに飛び込み可能性に形を与えることだ。私はそのカオスと戦うことがもっとも人間が輝く瞬間だと信じている。

ここで一つ、提案をしたい。一度、すべての枠を外すのだ。一度、予定調和を破壊するのだ。

この26号のテーマは「自分で決める」だ。この号にテーマはない。文の長さも指定しない。どこに何を入れるか、という調整もしない。みんな、好きなことを好きなだけ書いてほしい。しかし、一つだけ条件がある。全員が好きなことを書いても「本」として成り立たせることだ。

これはとても難しい。自由でかつ全体を見る、という力量が求められる。どんな本ができるか、私にも全く見えない。ただの文の連なりになるだけかもしれないし、逆に大傑作になる可能性もある。

キャプロア出版はどんどん和気藹々とした洗練された「社会」になっている。それは初期から関わってきた私としては喜ばしいことだ。それでも、たまには調和を崩して「産みの苦しみ」や「訳のわからなさ」を味わってもいいのではないか。それが新たな成長を促すかもしれないのだ。

繰り返すが、今号がどのようなものになるか、私にはまったく見えていない。しかし、この「見えなさ」にたまらなくわくわくする。この「ワクワク」が共有できる方々がいれば、是非参戦してほしい。

どんな結末を迎えるかわからない「カオスな出版」に一緒にぶつかりませんか?砕け散りたい人、待ってます!

 

コンテンツ

はじめに

【連載】中村修治の「ペライチで”お題”を斬る」

  • 返信コラム「カオスの力はあなたの力」(くらげ)

文章の存在意義について頭に浮かんだことを文字にした(きゃっぷ)

  • 返信コラム「きゃっぷさんは傘である」(くらげ)

バスク旅行(Rei)

  • 返信コラム「歴史の積み重ねについて」(くらげ)

シロヤマン写真(シロヤマン)

  • 返信コラム「くらげの写真について」(くらげ)

履き違えた自由(岡本虹美)

  • 返信コラム「原稿が来ないという成功」(くらげ)

気づき(岡本虹美)

  • 返信コラム「親を殺すという自立について」(くらげ)

コーヒーカップの中のカオス(ぴろこ)

  • 返信コラム「人生とはカオスだ」(くらげ)

最後に:テーマの意味について(くらげ)

【連載】がねたんか

【連載】僕の裏筋 wo クリックonクリック さがん

【連載】ここが変だよ、キャプロア出版

【メインコンテンツ】キャプロア出版会議議事録

  • 27号の執筆者、続々と決まる!
  • 29号のリーダーは?そして、テーマは??
  • Twitterのいいねは、見たら押す!
  • 新しい旅本の場所は、アートと食の街
  • 即売会にチラシと、幻の3号バナー
  • 新しい企画も始まるよ
  • 25号「のほほーん」発売!

第26号のカオスな著者・参加者紹介

次号(それっぽい号)の予告

 

 

表紙デザイン

週刊キャプロア26号

 

表紙デザイン:出崎嘉奈子

 

書籍データ

タイトル:週刊キャプロア出版 第26号

週刊キャプロア出版とは?

誰もが参加できるティールな雑誌、週刊キャプロア出版は、新しい試みから生まれた週刊誌です。

出版に関する会議がFacebookのメッセンジャーグループ(キャプロア出版会議!)で交わされています。気軽なやりとりで、24時間いつでも好きな時間に発言が可能になっています。その時々のメンバーが気になった点を相談、新しいアイデアも議題として提出されます。そして、その時のタイミングで居合わせたメンバーによって会議が進行します。

出したい本を自分達で出せる組織がキャプロア出版。興味がある人はぜひご連絡ください。

※コラムやエッセイなどはもちろん、全体チャットである「週刊キャプロア出版」での発言が議事録に使用された場合も利益の分配になります。

詳細はこちら⇒ 週刊キャプロア出版とは?

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