
なにげに人気のある連載カフェシリーズです。
バンコク郊外のシーナカリン通りにある巨大デパート”シーコンスクエア”の裏側で営業しているカフェ「テラス」をご紹介します。裏側と言っても、広大な駐車場に面している側の通路にありますので、自動車社会のタイにおいては表側と言った方が正しいのかもしれません。夕方ごろになると、いつも満席になっているカフェです。
シーコンスクエアの駐車場に向かう通路で営業中
当ブログ「キャプロア」でも何度か紹介させていただいているシーコンスクエアは、バンコクの郊外型デパートらしく超巨大な建物と、超広大な駐車場を持つ超大型商業施設です。東京ドーム何個分のような表現をしたいのですが、計測方法が分かりませんので諦めますが、とにかく建物も駐車場もデカいです。
そんなシーコンスクエアの裏側(駐車場側)で営業しているのがテラス(The Terrace)です。
コンクリート打ちっぱなしを基本として、ワンポイントでレンガが使われていたり、洒落たランプがぶら下がっていたりするような、シンプルな外観のお店です。
小さい店なのに、店員多め
これは”タイあるある”だと言っても良いのですが、小さいお店なのに従業員がいっぱいいます。たぶん、ひとりでも何とか廻せるんじゃないか思うのですが、三人体制です。それぞれに何かしらの作業をしているので、三人掛かりで私の注文したアイスラテを作っていただいております。
左から順番に、カップに氷を入れる係、コーヒーにミルクを入れる係、コーヒーを淹れる係です。現在は既にコーヒーを淹れる作業が完了し、ミルクを入れる係へとコーヒーは受け渡され、カップの氷も準備万端です。
タバコが吸える喫煙スペースがメインの喫茶店「テラス」
日本人観光客がタイに来て驚くことのひとつが、タイにある大半のカフェには喫煙スペースがないということです。スターバックスの登場以来、日本でも喫煙スペースがないカフェが増えてきておりますが、やはりタバコとコーヒーはセットだと思うんです。
そんなタイのタバコ事情のなか、この店では喫煙スペースをメインに営業しています。
外席の30席あまりが喫煙可能です。写真に映っている通路右側には冷房の効いた部屋があり、4人掛けテーブル4つが配置され、こちらではタバコを吸うことは出来ませんが、喫煙スペースの方がメインであるタイでは珍しいカフェです。
店の真横が駐車場ですし、オープンエアを主体とした店ですから、タバコが吸えて当然と言えば当然なんですが、なぜかタイの人々はクルマの排気ガスには無頓着なのに、タバコの煙には過敏なので、こんな構成の店でも禁煙だったりすることが多いです。
タイのタバコ事情については、こちらの記事を参考にしてください。