東南アジア各国の携帯電話の契約数 2000年から2015年の推移

(写真:Yuriy Seleznev / Shutterstock.com

 

通話アプリ「LINE」の国別ユーザー数を見ると、第1位は日本(5800万ユーザー)ですが、2位はタイ(3300万)、3位はインドネシア(3000万)と、東南アジアの国々が名を連ねています。これはつまり、タイやインドネシアにおいて、携帯電話端末が十分に普及していることを表しています。

価格コムの海外版「Priceprice.com」が、タイ、フィリピン、インドネシアで利用者数を伸ばしているというニュースがありました。同社はプレスリリースの中で、この利用者増の要因を、東南アジア各国のITインフラの整備と共に、スマートフォンの普及が進んでいることとして、今後もさらに利用者の増加するだろうと予想しています。

東南アジアの携帯電話の契約数は?

では、具体的に、どれくらい東南アジアにおいて携帯電話が普及しているのでしょうか。国際電気通信連合(ITU)が集計した「携帯電話の契約数」の統計データから東南アジア各国の数字を抜き出してグラフにすると、次のようになりました。

たしかに、各国のグラフは右肩あがりで、伸び続けているのは分かります。ただ、人口2億5000万人のインドネシアの数字が突出してしまっているため、その他の国のデータが、いまいち良く分かりません。横罫のひと目盛が、2500万契約ですからね。とにかくインドネシアの力強さだけが分かりました。

ちなみに、アセアン加盟10か国の携帯電話の契約数を合わせると、なんと7億8000万契約を超えています。

人口100人当たりの携帯電話の契約数は?

さて、さきほどのグラフがいまいち役に立たなかったので、改めて、人口100人当たりの携帯電話の契約数をグラフにしてみました。

このグラフを眺めると、民主化プロセスのなかでミャンマーの契約数が伸びていることや、2010年に何があったのか分からないけど契約数が爆増しているカンボジアや、いきなり失速して契約数を減らしているラオスなど、さまざまな見どころがあります。

ただ、そんなことより何よりも、注目すべき点は、下位のミャンマーとラオスを除いた8か国では、人口100人当たりの携帯電話の契約数が100を上回っている点です。つまり、携帯電話そのものは完全に普及し尽くしていて、さらに複数の契約をしている人口がいるということですよね。

ついでに、100人当たりの携帯電話の契約数のデータを地図に乗せてみると、こんな感じになりました。

インターネットに接続できる機器を何台もってますか?

東南アジアで、携帯電話端末を複数台もっている人の割合を示すデータを探しましたが、ちょうど良いものはありませんでした。ただ、グーグルが調査したインターネットに関するアンケート「Consumer Barometer with Google」の集計結果があり、インターネットに接続できる機器を何台もっているかという数字が公表されていましたので、国ごとにまとめてみました。

”インターネットに接続できる機器”なので、スマートフォン、タブレットに加え、パソコンも含んだ数字です。




東南アジアの場合、日本ほと個人用のパソコン所有者は多くありませんので、1台と答えた人の中にも、おそらくスマートフォンしか持っていない人たちが少なからずいると思われます。さらに、2台、3台と回答した人たちは、スマートフォンを2台持ちしていたり、スマートフォンとタブレットを使い分けている人たちが一定数いるはずです。

今後、いわゆるガラケーからスマートフォンに買い替える人の数が、さらに増えることが予想されます。なぜなら、そもそも東南アジアの携帯電話市場でガラケーを手に入れるのが困難になってきているからです。こうした環境の変化を生かすには、何をすれば良いんですかね・・・。

以上、東南アジアの携帯電話にまつわる調べものでした。

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きゃっぷ

投稿者プロフィール

バンコクを拠点に、タイおよび周辺国にて、日本のテレビ局、新聞社、出版社、シンクタンク、広告代理店などの調査・リサーチ業務を行う。また、バンコクの教育機関のアドバイザーを務める。

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