価格コムの海外版「Priceprice.com」利用者が月間1000万人突破

「価格.com」の海外向け購買支援サイト「Priceprice.com」4カ国合算の月間利用者数が、1,000万人突破 フィリピン・タイ・インドネシア・インド各国で利用者が好調に推移

株式会社カカクコム(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:畑 彰之介)は、購買支援サイト「価格.com」の海外版としてフィリピン・タイ・インドネシア・インドで展開する「Priceprice.com(読み:プライスプライスドットコム)」において、2016年8月の月間利用者数(4カ国合算)が1,000万人を突破したことをお知らせします。

株式会社カカクコムのプレスリリースより

ITインフラの整備とスマートフォンの普及が後押し

同プレスリリースでは、利用者が順調に伸びている要因として、「東南アジアやインドでは、ITインフラの整備やスマートフォンの普及などによってインターネット利用率が年々高まっており、EC市場規模も今後さらなる拡大が見込まれています。」と記載しています。

国際電気通信連合(ITU)がまとめたレポート「個人のインターネット利用率(percentage of individuals using the internet)」の統計情報をもとに、東南アジア各国の国別データをまとめると、以下のグラフのようになりました。


上記のグラフを見ると、各国ともに、年によって伸び率に違いがあるものの、安定的にインターネット利用率が増加してきていることが分かります。また一方で、同じアセアンという経済連合に属しながらも、加盟10カ国のインターネット利用率には、大きな差があることが分かります。

大きく3つのグループに分けることが出来そうです。

  • 上位グループ(60%超)・・・シンガポール、ブルネイ、マレーシア
  • 中位グループ(30-50%)・・・ベトナム、フィリピンタイ
  • 下位グループ(20%以下)・・・インドネシア、ラオス、カンボジア、ミャンマー

価格コムは何故、上位グループに進出しないのか

ITインフラが整備され、スマートフォンが普及している国を選択するのであれば、上位グループであるシンガポール、ブルネイ、マレーシアへの進出が良さそうですが、現段階で価格コムが東南アジアで進出している国は、中位グループのフィリピン、タイ、そして、下位グループのインドネシアです。

もちろん、ITインフラ等の要因は、インターネットを活用したサービスを提供する企業としては、とても重要ですが、その他の要因も考慮して、事業計画が立てられているはずです。

その他の要因として、各国の人口を考慮し、上記のグラフに示した利用率に、それぞれの国の人口を乗じて、インターネット利用人口を算出したのが、次のグラフです。


このグラフでも、見事に3つのグループに分かれる結果となっていますが、それぞれのグループに属する国の面子が全く違ってきます。

  • 上位グループ(4万人規模)・・・ベトナム、インドネシアフィリピン
  • 中位グループ(2万人規模)・・・タイ、マレーシア
  • 下位グループ(5000人以下)・・・シンガポール、カンボジア、ブルネイ、ラオス、ミャンマー

利用率では、中位だったフィリピンや、下位だったインドネシアは、利用人口ベースでは上位グループに入っています。いくら利用率が高くても、人口以上には利用者は増えませんから、利用率と人口を合わせて判断した結果、東南アジアではインドネシア、フィリピン、タイを選択したのでしょう。

どうして、ベトナムとマレーシアが対象から外れたのかは、分かりませんが。

(参考)月間利用者数と、端末別の割合

同プレスリリースには、このようなグラフも示されています。

価格コム

価格コムの海外版「Priceprice.com」の利用者を月間ベースで集計したデータで、利用者数(左側のグラフ)を見ると、各国のインターネット利用者の1割弱くらいの人々が、同サイトを利用しているようです。インターネット利用人口が少ないタイが、フィリピンに迫る利用者数であることも、興味深いです。

一方の端末別の数字は、いずれの国もスマートフォン端末が優勢ですが、フィリピンに関しては、ほぼ半々程度の数字になっていることに注目する必要がありそうです。

以上、価格コムのプレスリリースから、東南アジア各国のインターネット利用率と利用人口について考察しました。

価格コムの海外版「Priceprice.com」リンク

・フィリピン:http://ph.priceprice.com/
・タイ:http://th.priceprice.com/
・インドネシア:http://id.priceprice.com/
・インド:http://in.priceprice.com/

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きゃっぷ

投稿者プロフィール

バンコクを拠点に、タイおよび周辺国にて、日本のテレビ局、新聞社、出版社、シンクタンク、広告代理店などの調査・リサーチ業務を行う。また、バンコクの教育機関のアドバイザーを務める。

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