[polca] 秦建日子の全てを話そう(1)反省と後悔について

polca公開インタビュー企画「〇〇の全てを話そう!」の内容をダイジェストでお伝えします。

このインタビュー企画の5人目は、秦建日子(はた たけひこ)さんです。秦さんのWikipediaのページを見ると、これまでに携わってこられた様々な作品名がズラリと並んでいます。ちょろの秘密基地内で始まったこの企画を快く引き受けてくださった秦さんに、とにかく色んなことを質問させていただきました。

秦建日子さんとは

まず最初に「自己紹介」を求めたところ、秦さんは「いろいろやってます。」から始まり、「小説家。脚本家。舞台演出家。作詞家。プロダクション経営。」というお答え。そして「今は、宇都宮で、「キスできる餃子」という映画を撮影してます。映画監督としては2作目になります。」と加わりますから、本当に多岐にわたるご活躍ですね。(ちなみに、秦さんの答えにある通り、このインタビューを受けていただいた期間は、まさに映画『キスできる餃子』の撮影の真っ最中でした。)

現在のご自身の状況については「この世界に入るときに自分の中で目標としたことは、ほぼ達成しました。なので、今、第2ステージを始めている感覚です。」と捉えているそうです。この「第2ステージ」という言葉が、今回のインタビュー全体を通してのキーワードのひとつになりますが、まずは「第1ステージ」についての質問からインタビューを進めます。

第1ステージの「反省と後悔」

これまでの「第1ステージ」を振り返って自慢できることは何かという質問に対して、秦さんは「28歳で脱サラをしたのですが、それから20年以上、とにかくクリエイターとして食べてこられたことには胸を張ってます。」と言います。たしかに誰しもが秦さんのように活躍できる業界ではありませんから、ずっとクリエイターとして食べてこられたことも凄いことなのだとは十分に理解できますが、何か具体的な作品にまつわる答えが返ってくるのかと思っていたので、とても意外な答えでした。そして、さらに「それ以外はどうでしょう。自慢よりは反省とか後悔の方が圧倒的に多いですね。」と続きますから、かなり驚きました。

具体的にはどのような反省や後悔があるのかと質問すると「目の前のオファーに忙殺されて、新しいチャレンジに時間やエネルギーをあまり割けなかったという後悔はありますね。」と、秦さんは言います。

秦さんの仕事のスタイル(第1ステージ)

これまでの秦さんの仕事のスタイルは「連続ドラマだと企画の立ち上げから最終回のシナリオ書き上げまで、だいたい5ヶ月かかるわけです。と、年に2作品やるだけで10ヶ月。」さらに「その合間を縫って舞台をやり2時間ドラマやスペシャルドラマをやり小説も書くと、もう1年間全部パンパンになって」しまうような状況でした。この結果「オファーされてないけどやりたいこととか、単に勉強したいこととかは、どんどん後回しになるんですよね。」とのこと。新しいチャレンジに充てる時間なんて全くない状態のままで、ずっと仕事を続けてこられたんですね。

そして「だいたいぼくは1年半くらい先まで予定が埋まっていて、それをまわりはいつも拍手してくれてました。」と言います。いわゆる”売れっ子”というような状態ですから、業界内では賞賛されることなんでしょうね。しかし「そうやって予定が埋まっていることに満足していると、気がつくと新たなチャレンジをずっとしていなくて、ルーティンのように仕事をしている自分に愕然としたりもするわけです。」と続きますから、心底「反省と後悔」の気持ちを持たれている様子です。

「忙しいだけじゃダメだ」

秦さんが言う「新たなチャレンジ」とは「例えば、ハリウッドで仕事がしたい。ブロードウェイの演出もしたい。そのためには語学のハンデも解消しなければだし、あちら側の人脈も広げなければいけない。」といったものですが、現実的には「オファーの来た仕事を何か断らなければいけない。でも、来た仕事を断るって、とても勇気がいるんですよ。」「それ自体面白そうでギャラも良かったりすると、ますます断れない。」という状況だったそうです。こうして1年以上先までの予定が埋まってしまうんですね。

周りからは「いずれ歳をとると仕事も減ってくるから今はたくさんキャリアを積んだ方がいいよ」などというアドバイスがあったそうですが、秦さんは「でも、クリエイターは忙しいだけじゃダメだと思うようになりました。もっと早く気がつくべきだった。」という反省と後悔の気持ちを持たれているんですね。

新しいモノサシで(第2ステージ)

こうした意識の変化から、秦さんは「一昨年くらいから自分は第2ステージに入ったと思ってます。」と言います。この「第2ステージ」では、「これまで自分が使っていたモノサシとは違うモノサシで、これからは仕事がしたい。」と考えられているそうです。

現在精力的に活用されているVALUのことも含めて、秦さんの「第2ステージ」について、少しずつ質問を続けていきたいと思います。(つづく)

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投稿者プロフィール

タイ在住ブロガー。ここ最近は、ブログ「キャプロア」の復活作業に邁進中です。あと、夜の連続ブログ小説「この男、猥褻につき」ってのを書いてます。旧ブログは「キャプローグ」、旧旧ブログは「キャプログ」です。ブログで賞を貰ったことがあります。

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