[polca] choroの全てを話そう(4)幸せについて
- 2017/10/2
- choro

polca公開インタビュー企画「〇〇の全てを話そう!」の内容をダイジェストでお伝えします。
ここまでギタリストとしてのchoroさんについて話を聞きましたが、今回は少しプライベートな部分についても質問してみました。
choroさんの日々
choroさんの1日の過ごし方は「基本的には2回寝ますね。」という変則的なもののようで、また「ギターのレッスン以外は自由時間なんで、寝る時間も起きる時間も決まっていません。」というので、かなり自由なようです。
では、自由な時間は何をしているのかと言うと、「4ヶ月前くらいまでは仮想通貨のチャートを朝から晩まで見続けていたし、ここ2ヶ月はVALUを同じ感じでやってます。」と、その時々で気になるものに夢中になる時間に充てているようです。こんな自由な気ままな生活をしていて大丈夫なのかなと少し不安になりますが、「興味のないことをやめたら、収入が増えたんです。」とのことで、自由であるからこそ、収入があるようです。
ニートという選択
こうした暮らしぶりについてchoroさん自身は「まぁ、ニートですね(笑)」と話しています。ただし、choroさんはニートについて決してネガティブなこととは捉えておらず、「今って、「働きたくない」って人多いじゃないですか?」「だったら働かないを実践してる奴ってかっこいいし、憧れの対象ですよね。」と考えているそうです。ちなみに「ニートという言葉を使ってるのは、VALUにいるエグゼクティブスーパーニートこと林豊大くんの影響です。」とのこと。
この林豊大さんについては「ニートってマイナスなイメージがありましたが、彼を見てるとむしろプラスに見えてくる。」と言い、さらに「能力がないから働けないんじゃなくて、能力があるから働かない選択をしてるんだと。」という表現によって、choroさんは大絶賛しています。そして「少なくともニートって公言できる奴は会社員に引け目なんて感じてないですよ。」とも言っています。これだけ人に影響力を与えることができるニート林さんは、とんでもない人ですね。
お金と幸せ
ニートの話題に絡んでchoroさんは「めっちゃ働いて、めっちゃお金持ってる人で幸せそうな顔してる人、僕の周りにはいないですねぇ。」と話します。「経済的に恵まれることを目標としている間は、モノが幸せになるから楽なんですよ。だけど、そこが満たされるとみんな心が幸せか?を考えるようになる。」と指摘します。お金を追い求め、モノで溢れる生活を求めた結果が、決して幸せではなかったという話は、決して童話のなかだけではなく現実社会でも頻繁に耳にしますね。
ただ私は、ミュージシャンが幸福論を語ることには、少し違和感があるんです。なので、率直に「音楽って、人の不幸で食ってませんか?」というような質問をぶつけてみたところ、choroさんからは「それはまさしくその通りです!」との答え。そして、「音楽もお笑いも、不幸な人がいるから成り立つ商売だなぁって思います」と容疑を認めました(笑)
そして、choroさんが人々が幸せになる世界を追い求めることは、自分の首を絞める行為なんじゃないかと思うんですが、「幸せという概念がある限り不幸は無くならないから大丈夫ですよ(笑)」さらに「幸せと対に不幸があるんですから、不幸という感覚がなくなれば幸せという感覚も無くなります。」と、まだまだミュージシャンの存在が必要な世の中が続くであろう見通しを話してくれました。
どんな質問に対しても、何かしらの答えを持っているから、面白いですね。(つづく)