【長崎】全く出てないぞ!なんと「出島」は海に面していなかった

長崎の海岸線をウロウロと歩き回っていたら、そのうち、出島に当たるんだろうと思ってたのに、ドラゴンプロムナードなんていう良く分からない施設には遭遇したものの、お目当ての「出島」とは遭遇できず。

近年では、「鎖国」という単語そのものが「注意して使うべき言葉」になっており、長崎の「出島」だけが海外との唯一の交易拠点だったという認識を正すための取り組みが目立ちますが、江戸時代の海外交易拠点である「4つの口」のなかでも中国(明・清)とヨーロッパ(オランダ)との取引があった長崎の重要度が高かったことには、何ら変わりはありません。

そんなことより、海岸線をいくら探し回っても、出島は見つかりません。

出島はもう出島じゃない。完全に陸にある出島

たぶんこれ、長崎に住んでる人との温度差が激しすぎるんですけど、出島ってもう海に出ていません。あの全く面白くないドラゴンプロムナードは、それなりに海に出ているというのに、出島は出ていません。

ここが、江戸時代にはオランダから到着した船に積まれた荷物を引き上げたり、日本からの荷物を船へと運び出されたという水門です。大型船を着岸させるような港湾施設は作られなかったため、沖合に停泊したオランダ船と水門を小舟がピストン輸送する形が取られたそうです。だから、この水門より手前側というのは、当時は海だったわけです。

当時の水門の岸を見ることができます

上の写真には、水門と共に、完全に雰囲気をブチ壊す人形が立っていますよね。でも、どうしてもこの人形を含めて写真を撮る必要がありました。決して、この人形には関心はありませんが、その後ろの地面がアクリル板のようなものになっている所が、とても重要だからです。

覗き込んでみると、当時の水門の岸が見えるんです。ここに小舟が着けられ、荷物の上げ下ろしが行われていたんですね。

こういう自分の影が写りこんでいる写真って、すごく嫌いなんですけど、どう頑張っても自分の影が不可避だったので、仕方なくこの写真を掲載します。

歩道の真ん中に立っている柱は、出島の水門の端っこ

ついでに水門の右側を見ると、歩道の真ん中に黄色い柱が立っていて、随分と邪魔だなぁと思うのですが、この柱までが水門だったところで、歩道の方が後から埋め立てられた陸なんです。

柱から外の歩道も、道路も、街並みも、出島よりも後から出来たものなんですからね!

出島の海側(南側)には、当時の石垣が再現されている

扇状に海へと突き出していた出島の海側に当たる部分には現在、当時の石垣が再現されています。この「南側護岸石垣」は、2003年から行われた発掘調査によって発見され、再現されたものです。

台風などを含めた波風にさらされた石垣には、いくつもの修復された跡が残っていたそうです。段階的に行われた出島の拡張工事ですが、このような姿をしていたんですね。当時は、船に乗らないと見ることが出来ない石垣ですが。

現在では、この石垣の前を、長崎電鉄の第1系統(赤迫 – 長崎駅前 – 正覚寺下)が運行しており、「出島」駅もあります。

繰り返しになりますが、この写真で路面電車が走っている場所は、当時は海でした。

陸と出島を隔てていた海は、川になっている

もう説明がややこしくなるので、360度を全てが陸に囲まれてくれていたら良いのですが、その当時には陸と出島を隔てていた部分は、今でも川によって区切られています。つまり、正面の古めかしい建物が、出島を再現した建物群で、その向こう側には高層のビルが見えますが、あっち側は海だったということです。

って、まぁ、まだ出島に入っていないのに、これだけのことが書けたら十分ではなかろうか。

もちろん、入場料を払って、出島のなかも見学してきましたので、その辺のレポートも書きたいと思いますので、なんとなく楽しみにしていただけますと幸いです。

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投稿者プロフィール

タイ在住ブロガー。ここ最近は、ブログ「キャプロア」の復活作業に邁進中です。あと、夜の連続ブログ小説「この男、猥褻につき」ってのを書いてます。旧ブログは「キャプローグ」、旧旧ブログは「キャプログ」です。ブログで賞を貰ったことがあります。

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