【書評】ローコスト自費出版!『ゼロから始めるセルパブ戦略』倉下忠憲

以前からセルフパブリッシングについては気になっているんですが、読む方が忙しくて、なかなか書こうって気にならず、詳しいことを調べずにおりました。まぁ一応、夜のブログ小説『この男、猥褻につき』なんてのを書いていたりもするので、主人公である田付さんにネタを絞り出してもらって、内容を加筆して出版するなんてのもアリな気はするのですが・・・。

ってことで、『ゼロから始めるセルパブ戦略』の書評です。

セルフパブリッシング(セルパブ)とは?

セルフパブリッシングとは、いわゆる自費出版のことです。電子書籍という発行形態の登場によって、これまでのように自ら製本をして売り歩くという行為が不要になり、アマゾンなどのオンライン書店で販売することが可能になったことで、極めてローコストでの出版が可能になっています。

とはいえ、アマゾンを頻繁に利用している方でも、あまりセルフパブリッシングによって出版された書籍を目にしたことがないかもしれません。やはり、これまでと同様に、紙の書籍として出版され、リアルの本屋さんに並んでいる書籍の方が注目度が高く、アマゾンのサイト内においても目立つ場所に表示されます。まだまだセルフパブリッシングは、マイナーな存在です。

セルフパブリッシングの実際(データ)

この本(『ゼロから始めるセルパブ戦略』)には、文章を上手く書くための方法や、アマゾンで販売するための手順などは一切書かれていません。こうした具体的な方法論を求めている方は、その要望を満たす書籍が数多く出版されていますので、探してみると良いと思います。例えば、紀行文の書き方であれば『10年たっても色褪せない旅の書き方 』がオススメです。

では、この本には何が書かれているのかと言うと、実際にセルフパブリッシングをしてみた結果、どれだけの数量の本が売れたのかというデータです。また、本の売れ行きを左右したであろう試みについても詳細に説明があります。売れ行きを左右しなかった試みについても事実が書かれています。

毎月1冊のセルフパブリッシング!!

この著者の倉下さんが凄いと思ったのは、ただ単発のセルフパブリッシングで成果を見ただけでなく、1年間ずっと毎月、1冊の新しい書籍をセルフパブリッシングし続けたということです。そして、毎月発行を継続したことによってしか確認することが出来ないデータを獲得して、それを本書で惜しみなく公開しています。

そして、このプロジェクトは継続されていて、別の出版物(こちらは出版社による発行)の執筆によって出版ペースは落ちているものの、セルフパブリッシングによる出版が続けられています。

全部盗んでセルフパブリッシングしよう。

本書の内容自体、かなり多くの学びがありますが、本を読了して満足している場合ではありません。ここに書かれている内容を参考にしながら、倉下忠憲さんの著書リストをチェックし、個別の著書ページを見ることによって、さらに多くのことを学ぶことが出来ます。セルフパブリッシングの最新号のページを見ることによって、そこに詰め込まれている様々な創意工夫を見つけて、全部を盗みとらなければなりません。

ってことで、本書を読んで、セルフパブリッシングに対して前向きになりました。第一弾をどんなテーマにするのか真剣に考える必要がありますが、まずは1冊、何かしらの書籍をセルフパブリッシングしてみたいと思います。

ゼロから始めるセルパブ戦略: ニッチ・ロングセール・オルタナティブ (セルパブ実用書部会)

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きゃっぷキャプロア運営者

投稿者プロフィール

タイ在住ブロガー。ここ最近は、ブログ「キャプロア」の復活作業に邁進中です。あと、夜の連続ブログ小説「この男、猥褻につき」ってのを書いてます。旧ブログは「キャプローグ」、旧旧ブログは「キャプログ」です。ブログで賞を貰ったことがあります。

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